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2020/09/01 11:35



天然のホログラム
有限会社 武蔵川工房


創業明治43年先代武蔵川達生から4代に渡り、螺鈿師として高岡漆器の仕事を担っています。
螺鈿には、鮑や夜光貝の内側の部分を薄く削り出したものが素材となります。
絵柄によっては、薄貝の裏から着色することもあります。
扱う素材が天然のものということもあり、デリケートかつ、一つ一つが細かいことが多く、
当社では各職人個々のデスクを持ち、作業に励みます。
高岡漆器の伝統工芸「青貝塗り(螺鈿)」の製作を中心に、広く螺鈿加飾の可能性を探り、
現代のライフスタイルに合ったものづくりとして、近年では、ガラス面や金属面に螺鈿を施すことにも挑戦しています。

螺鈿の材料として鮑(あわび)貝、夜光貝、白蝶貝等、厚さ0.07mm ~ 0.1mmの薄貝を主に扱っています。
これら薄い貝は、裏から着色して使用することもあります。

一般的には漆やカシューなどの塗装面に螺鈿加飾を行いますが、
現在ではガラス面、金属面などの異素材にも螺鈿加飾の可能性を模索しています。
生活雑貨から美術品まで幅広く、ものづくりに取り組んでいます。


4代目/螺鈿職人 武蔵川 剛嗣

有限会社 武蔵川工房
〒933‒0907 富山県高岡市地子木町1‒23
電 話 0766-26-0792
ファックス 766-26-0793
携 帯 090–4688–0030
E-mail y-musasi@orion.ocn.ne.jp
創業:明治43年
業種:高岡漆器(螺鈿)
従業員数:5名